(1)「ちょす」
否定形は「ちょさない」。標準語では「触る、いじる」という意味が一番合っているのでしょうか。

(2)「～ささる/～ささんない」
私はこれが北海道弁だと友人に指摘されるまで気づいていませんでした。しかも、これくっつける動詞によって応用がすごいきくんですよね。過去形/否定形もバッチリ網羅できる単語「～ささる」。ボタンが押ささった、ボールペンが書かさんない、など無意識に使ってます。

(3)「かっちゃく」
よく言いませんか？「猫にかっちゃかれた」「ごめん、かっちゃいちゃった」と。標準語で「引っ掻く」の意味。

(4)「うるかす」
もう道外の方は意味も想像もできないお手上げ状態の言葉です。標準語でなんて言うのが適しているのでしょう？「水につける」「ふやかす」？う～ん・・・うるかすんです！(笑)例文をつけると、茶碗をうるかす、指がうるけたですね。

(5)「たごまる」
私の家族は使うんですけど、まいぷれ編集部のなかでは分からない方がほとんど。標準語で適する単語は調べてみるとないそうなのですが、上着やスーツを着たときにシャツの袖が上にあがって腕あたりでぐちゃぐちゃに寄る時や、布団の中でシーツやタオルケットが一か所に固まる時に、「たごまった」「たごまっている」と使います。ちなみに、宮城県や茨城県でも使うみたいですね。